'19.05/'21.01 | |
ll ヴェーバー 『 プロ倫 』 ll 働き方改革の起点-は !? ジャパンコストコンセント | |
近代資本主義の精神- アメリカ価値観の由来 形成- を論ずる 今日の米国に対し視点示唆を得る- | |
a 個人主義 b 経済の性格・競争 c 小さな政府 d アイデンティティ には 宗教 カルヴァン主義が〜 !? |
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ヴェーバー 『プロ倫』 = 『プロテスタンティズムの 倫理と 資本主義の 精神』 は ; A) カルヴァン主義- B) 米国- 個人主義- 経済の性格- の形成 特性- を論ずる ・・・ ・・・ ・・・ 1 カルヴァン主義 17世紀〜 は 教説 『予定説』 (救済論) を掲げる- 『神は ; 救う人 救わないほろぶ人を 選んでいる 予定している。 選ばれた人だけが 贖罪-ショクザイ 』 神は絶対 神への服従- 神との契約 (神の下の一つの国) 非人間性 P- 選民思想 P- 2 人は 『 神に選ばれている 救い-を得られている- と自ら 確証するために 禁欲的に 厳格 合理的に 全人格生涯 生活する- 労働こそは禁欲 成功は神の救いの証アカシ可能性-』 3-1 禁欲・労働こそ神への奉仕 労働は義務- 』 という社会規範・エートス を生み出す- 『生活のための労働が 自己目的化- 神への義務 使命 天職(=ベルーフ)の意識- 3-2 宗教の禁欲的精神が、資本主義の精神 倫理観 を形作- 』 世俗的財貨を追求- 宗教的な動機:魂の救済 教説の実践-が、意図されない(?)- 正反対に帰結した 134 4 カルヴァン主義は、中世を突破する、近代化-を導く、伝統社会を改革する。 宗教戦争を激化させる- 国土は荒廃 農奴が増える- (ドイツ 東欧で) ウェストファリア体制へ- |
カルヴァン主義 救済 文化 | ||||
J・カルヴァン 1509-64 | |||||
カルヴァン教説 (例) ;* | |||||
1.人は 全的堕落 | |||||
2.無条件的 選び 予定説 | |||||
3.限定的 贖罪 ショクザイ | |||||
ドルトレヒト公会議 | |||||
イ.神の栄光 神のみ栄光 | |||||
ロ.神への絶対的服従奉仕 | |||||
ハ.神は救う人を決めている | |||||
ニ.成功は救いの証可能性- | |||||
カルヴァン 予定説 ; | |||||
神は救う人 | |||||
救わない人 | |||||
を予め決めている- | |||||
限定的贖罪 ショクザイ | |||||
選ばれた者だけ救い- | |||||
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4 カルヴァン主義は、米国の価値観 価値体系- 政治信条- 指導者 世論- を規定 !? 「米国の個人主義 経済の性格-」を、特徴付ける- 今日2019 に 及ぶ 実証する- 『神への信頼が示す排他性 生活態度 人生観に端的な形態-』 (→ 「文明」) 『人間の援助や人間の友情に 信頼をおかない- 友人を不信来 神だけ信頼-』 158 『カルヴァン主義-では、個人的な懺悔の聴聞が いつとはなしに 消失した-』 159 『自分自身の 救いのみを考える- 組織的な戦い-』 160 ⇒ 米国 カルヴァン主義の『排他性』 vs 「日本の排他性」 を ハンチントン 「文明の衝突」 では、視界にいれない !? ハンチントン 「文明の衝突」 は、「ヴェーバー 」 を複数 引用する @ 「米国の- 偉大さは- プロテスタントの労働倫理から生まれた-」 P305- 一方で ; A 「米国-は 創生-に向け- 精神生活を一新- アイデンティティ を一新-する 必要がある」 P488.472と論ずる 米国の精神生活- とは? 由来は? A 米国は 「常に伝道する-」276 『神の下の一つ国』 由来- は? B 「米国建国来の政治信条は- 個人主義 小さな政府-」 由来は? C 米国-の 「普遍主義は- 不道徳-」 と断ずる。 不道徳とは? D 普遍主義- は 『神の下の 一つの国-』 とつらなる? -がかかわる? ソ連共産主義 無神論- が崩壊する中で、文明同士 が衝突する 1990〜 文明の核心は 「宗教- 文化 宗教に妥協はない-」 冷戦に代わる 戦略は? ヴェーバー 『プロ倫』 を通して 「米国 精神-」の由来 形成-をたどる 見つめる- 米国- 宗教- に関し 視点 争点-を探る- 「文明の衝突」を補足する中で-
信仰から派生した敬虔な 生活規律 禁欲的態度 労働- が、反宗教的な営利を目的と する経済活動 資本主義- を支える企業家 労働者の精神を 作り上げた。 資本主義が発展するに伴って、経済 社会(鉄の檻オリ)-から宗教心が抜け落ちて労働営利が 自己目的化し、個人主義 競争- 経済の性格-が、社会 『檻の中』 に残った- と論ずる。 『神の栄光を増す活動』 伝道- 労働-が、神による救いを確証する『唯一の手段』 となる 教理 心理-を紹介しつつ。 ハンチントンは アメリカの秩序体系 「精神生活〜」を論ずる- |
歴史的 影響(動機) ; | ||||
A.宗教改革 を徹底 | |||||
B.ピューリタン革命 米国革命 | |||||
C.近代化 を導く中世を突破 | |||||
D.宗教戦争 激化 | |||||
領邦制 農奴制教化 | |||||
E..ウエストファリア体制 | |||||
政教分離 | |||||
D.共産主義 無神論 と衝突 | |||||
冷戦後 宗教紛争 | |||||
ヴェーバー『プロ倫』 論証 ; | |||||
商業的ではない カルヴァン | |||||
の教説が 米国資本主義 | |||||
の精神へと変化した- | |||||
全人格全生涯自制禁欲- | |||||
教会の取り成し=カソリックを | |||||
否定し 自ら聖書の下で。 | |||||
後に宗教倫理が抜け落ち | |||||
競争 個人主義-が残る。 | |||||
レトリック :背景教説-米国 | |||||
↓ ↓ ↓ | |||||
⇒ 「文明の衝突」 ; | |||||
精神生活一新472と関連? | |||||
.信徒 個人 ; | |||||
1.神絶対 人神化禁止 | |||||
2.生活の聖化 規律世俗内 | |||||
3.禁欲 節約 貯蓄資本蓄積 | |||||
4.労働 伝道は神への義務 | |||||
米国 丘の上の町 第二のイスラエル | |||||
生活の規律が ; | |||||
1.資本主義の精神を形成 | |||||
2.個人主義 人の聖化尊厳 | |||||
3.小さな政府=神の権威の下 | |||||
4.経済の性格満足してならない | |||||
自由至上 競争- | |||||
救いの教説 ; | |||||
a.ユダヤ教 亡国後 ; | |||||
残れる者には 救い | |||||
起点 】 聖書 天は自ら助く- 教会 恩恵 現実来世 (原罪 贖罪) 隣人愛 <工事中> | b.カソリック 教会のとりなし | ||||
起点 】 ルター 職業隣人愛110 道徳117 聖書主義- 世俗内禁欲 長老派教会 | 神の恵み 救い | ||||
教説 】 禁欲的 合理的 厳格な 生活 態度 規律 精神エートス 呪術禁止(理性へ) 時は金なり | c.宗教改革 ルター | ||||
教説 】 禁欲は労働 労働倫 天職概念 節約利得 利潤資本を蓄積 宗教的基礎付け 市民覚醒 | 聖書 信仰で救い | ||||
時代 】 大航海時代 (市場拡大 繁忙 世界一体化 西欧東欧が分業化 ルネサンス 歴史的位置 | d.宗教改革 カルヴァン | ||||
時代 】 商業・価格革命インフレ 社会体制下図 伝統主義 生活態度 | 神が救う者を 選ぶ | ||||
帰結 】 清教徒 勤勉人格- 職場で他宗派と対立・迫害 社会層分化 専門家 資本主義 個人主義- | 思想 | ||||
帰結 】 ドイツ30年戦争 仏ユグノ-戦争 ウェストファリア条約 農奴制教化 ドイツ領邦分割 ピューリタン革命 | 社会勢力 | ||||
評価 】 『鉄のおり社会秩序界の中に 精神のない (宗教倫理が抜けた) 罪人が残される』 | 世界観世界支配 | ||||
補足 】 カント 愛なき義務の遂行は博愛より倫理性高い-225』 ミルトンこんな神を尊敬できない | 文化観契約思想 | ||||
補足 】 『アリストテレス・エートス(=モラル) 有害 嫌悪- プラトンは好ましい』 | |||||
補足 】 Bニーテェ フロイド 神- 無意識- ハイデッガー 道元 C鈴木大拙 仏教禅 利他 | |||||
補足 】 Aハンチントン「文明の衝突 :神の教え 黄金 世界征服- 宗教は動機付- ウェストファリア体制終りP73 | |||||
補足 】 @サンデル 『アリスチテレス JS・ミル カント-』 リベラリズム ↑多元(教会 国家-)近代化 疎外 精神生活一新を-」 | |||||
日本 】 イエズズ会- 鎖国 「キリスト教に厳しい-」 『農耕用の牛馬を食す- 日本人奴隷- 教会に領土寄進- | |||||
『あの鋼鉄のような ピューリタン 商人』 P178 | 個人主義の違い : 米国 vs 啓蒙- @ あの悲観的な 個人主義- 158 A 神への信頼が 排他性 を示す B 人間の援助、人間の友情に 信頼おかない C 後世の、啓蒙思想 ( ヨーロッパ ) とは 著しい対照をなす- 158 ↓↓↓ 2017-19 米国 人物 にt対し 視点を提供する - |
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『あの自己確信に満ちた 聖徒』 P179 | |||||
『あの悲観的な 個人主義』 a P158 | |||||
神への信頼が示す 排他性 b P158 | |||||
a b の生活態度 人生観は 後世の啓蒙思想と対照をなす P158 | |||||
神との交わりを 内面的 孤立化の下で行い- 自分の救いのみを考えるプーリタン信徒 P159 | |||||
『怒り 高ぶり』 P352. | |||||
『禁欲の精神 宗教倫理が 鉄のおりから出て- | |||||
(精神のない) 人間が 鉄のおり の中に-』 P365 | |||||
『20世紀初頭の 米国-では、労働から宗教倫理が抜ける 個人主義 競争 スポーツの性格366-』 ⇔ 富の増大と共に 『宗教倫理が抜け 資本主義の精神が残る 個人主義 競争-として』 |
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カルヴァン 予定説 : 『不平等 非人間性 非人格的 専制的』 | |||||
カルヴァン 清教徒主義 : 『全人格的 組織的合理的教育-』 勤労営利・神への奉仕 - 『神への義務 使命- 人への奉仕よりも 神への奉仕-』 |
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『カルヴァン禁欲清教徒主義は、天職勤労- 節約備蓄- 資本形成- 資本主義の精神- 個人主義- 競争- 経済の性格- を導く。 |
『 カルヴァン主義 時代背景 教理 (隣人 蓄財 労働 神・人 教会 社会-) イメージ(例) 岩波文庫 プロ倫 工事中数字は記載ページ | ||||
『人は善行を積んでも 儀礼を重ねても 神の意志恩恵を 救い選びを 変えられない』 『人への奉仕より 神への奉仕服従- 人間関係を破壊 教会を廃棄 悲しい個人主義-』 伝統主義 労働倫理 社会体制 起動力 推進力 動機 選民思想 ドイツ 領邦化 二極化 |
神の下の義務 vs 理性の下の義務 | キリスト教 ワンポイント イメージ(例) | |||
アメリカ 建国- 信条 文化遺産- 由来 伝統- 補足 検証- | ||||
ハンチントン「文明の衝突」 引用文献 上位17 P51/e40 | ||||
「宗教改革 宗教戦争 近代化 世界征服(神の教え 黄金98)」 | ||||
環境】 @信仰宗派は教会・領主(生地)が決める A労働需要要(軽工業化 大航海時代) |
『人が働かないP- 神の関与が少ないP-と感じていた』 英国教会 業界(独占 特権) |
神 】 神絶対- 神の恩恵 神の選びか拒絶か 神の栄化 恩恵現世 来世 神への義務 奉仕- 使命義務- 労働-営利- 』 人間の意志で神の意志は変えられない |
人 】 『神のために人は存在』 『一切の被造物は無価値』 行為】 『神の栄光を増すのは、儀式などでなく行為だけ』 『時間の浪費は、行為・労働を妨げるので重罪』 |
営利】 金利 否定する。禁欲的。清教徒・ピューリタン 禁欲 既得権(国王独占業者宗派) vs 新興の清教徒勢力。 対立と排斥が、アメリカ移住へ。 二大金融勢力。 |
教会】 A『教会や儀式聖礼典による、人間救済を廃棄』。禁止- 『儀式-が救いをもたらしうる−との心を起こさせない 』 『聖職の富は、声望をたかめる- 歓迎する』 |
隣人】 『人の援助や友情に、一切の信頼をおかない。 神だけが信頼しうる』 ⇔ ルター派 神の救い #F1F1E4 |
B神による選び- を、現世で、信徒が確証するには 選ばれていると信じるために、労働と営利-行為に励む他ない C『内面的な孤立化は、清教徒- の国民性と制度に、個人主義として、現実的-に生きている残っている』158 |
来世】 @天国に行けるかどうかは、既に神がきめている(予定説)。神にとって人は無価値、『人は神のために』 : カルヴァン派 |
経済】 利子を公認 経済の性格 競争- 富 利得 賃金 利子 救い 魂と社会 功利主義 |
米国】 D「営利の最も自由な-米国では、営利活動は宗教倫理- が、労働と営利- の行為から、取り去られ ; 純粋な競争の感情に結び付き- スポーツの性格を帯びる- ことさえ稀でない』 P366 |
『神の選びを確証すべく禁欲 全生活を合理的に組織的に反省日記 呪術は禁止 |
解釈】 神の聖意は絶対で 人間が儀礼や努力で、神の決定を 変えることはできない |
@宗教義務 A経済義務 予定説神の選び神への奉仕 B自らによる救済孤独 C個人主義 - |
救い】 現世で 成功しているのは 自身が 神に選ばれて恩恵を得ている証あかし可能性 P- 『神への服従 が救済』 |
『成功は選びの証可能性-』 『人への奉仕より神への奉仕神の栄光-』 |
労働】 B神が信徒に 求める行為は 労働者は低賃金で働く 企業家は 利得を最大化すべきこと P- |
富の不平等は 神の摂理の技 神の救済手段 天職 禁欲2 低賃金利得 生産性合法性 |
大航海時代16世紀- 貴金属量移動 P78 植民地から金銀が流入 物価上昇投機 分業化 西欧は商工業 東欧は大農場 時代 『繁忙- 特権業者が労働者-を統制 労働者の生産性 専門性-は低い-』 歴史的位置P151 労働者 『貧しい時だけ働く 必要な額だけ稼ぐ 富が増えると神は減る』 P- 市民 信仰 ルター宗教改革 『宗教教会の関与が少ない』 P- 背景 『教会・領主が 宗教宗派を選択する 地域主義 市民は従うのみ 宗教紛争につながる 増える- 教会 『有機体的社会体制 国家領邦教会 特権独占業者 植民地 統制支配-』 P- |
結果】 禁欲労働 倹約節制を導き 資本を蓄え 合理的- 資本主義の精神(フランクリン)を育む 反発迫害 | |
カルヴァン主義 禁欲清教徒主義 米国の政治信条 アイデンティティ に連なる 今日に到る | |
労働こそが救い 神への義務天職 貨幣獲得 資本増加利潤追求貨幣獲得は(神への)義務』 エートス = 資本主義の精神 『利潤追求のための労働が 神への義務・使命- 天職へと変化する P136 労働者は低賃金で、企業家は利得最大化-が、神の選び、恩恵の地位を確証するための 唯一の手段となる』 |
争点】 Ca『不平等非人間性 専制的支配P- 排他孤独化 神の主権 神のみ自由 P145.6』 (ヴェーバー評価) |
Cb『教会を廃棄 教会から離反(孤独化) 徹底した聖書主義 呪縛からの解放』 |
Cc『個人主義 (神・宗教からの解放 自由-) 経済の性格- 競争-』 疎外- 原理主義 隣人愛 |
Cd『国家に有害-』145.6 神vs国家 神vs教会 神vs人間 疎外 神vs富 |
誘因】 神信頼原罪の苦悶克服 現世での成功者=恩恵の証 呪術らの解放 恩恵低賃金or利得最大化 |
神の栄光を 増す活動で 救いを確証 |
相違】 ユダヤ教 カソリック プロテスタント・ルター カルヴァン主義清教徒天職ベルーフ 個人・競争鉄のおり怒り高ぶり | |
仏教 自らによる自由 哲学 アリストテレス人間の意志 | |
関連】 近代化 工業化 個人主義 疎外 宗教拡大 原理主義化 P191 (神の国 来世 トマスアキュナス) | |
救い 魂と社会 | |
検証】 サンデル正義自由・権利・公共善 ハイデッガー西欧文明 鈴木大拙仏教自由- 哲学 宗教1 2 | |
検証】 @アリストテレス エートス Aヴェーバー エートス- Bハンチントン文明 精神生活moral kife 一新 C通信スマホ 商習慣 |
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